さてと。『週刊少年ジャンプ2018年第09号』 『青春兵器ナンバーワン』第66話 修学旅行② の中の人気投票発表 の感想です。

人気投票結果発表
まずは『青春兵器ナンバーワン』ファンの皆さんと作者の長谷川先生にはお詫びしたい。
ぶっちゃけ僕はこの作品を3回に1回ぐらいしか読んでいないし(注:ここ数回は読んでいます!),漫画の内容についてアレコレ感想を述べられる立場じゃあございぁせん。
ぼくの中でこの作品はどうしてもメタ的な部分で関心はあるものの,作品についてはまあそのくらいの「半スルー読者」なので,作品の論評はこの際いたしません。
むしろ『現実逃避』にタゲもらわないほうが作品や漫画にとって良いことかもしれませんし...変に批評されるくらいならな!(謎目線)
そんなわけで,本編の感想とか一切無い,『青春兵器ナンバーワン』人気投票発表の感想まいります。
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...まあそんな事情なので,ぶっちゃけ第1位が誰とかそういう情報はここには無いです。具体的なランキングが知りたい方はぜひ本誌を読んでいただきたいと思います。ここでは人気投票発表の中でぼくが面白いと思ったものについてのみ取り上げます。
まず応募総数。
8790票というのは割と票が集まったほうじゃないでしょうか。『青春兵器ナンバーワン』はぼくの周囲のTwitter界隈では評判がいいのですが,どちらかというと巻末爆走組に所属する漫画です。それで8000票越えって結構凄いことじゃないの。暗殺教室だって2000数百票しかこなかったからね!(注:暗殺は応募券制・青春はハガキ制)
で,実際の投票結果についてなんですが。
作中で何回も指摘されているように,「ほとんど悪フザケの場」「内輪ネタにもほどがある」「この投票に参加した奴頭おかしいんじゃないの」ていうのが全て語りつくしていますよね。毎回人気投票となるとおふざけのお祭りという側面はあるわけですけれど,それにしてもこれは酷い(褒めてる)。
というわけで気になったランキングを見ていってみよう。
まず第43位「筒井大志先生」
...いやいやいやいや。おかしいだろ?
長谷川先生は古味先生のアシスタントやっていたかもしれないけれど,筒井先生関係ないよね!それともどこか巻末漫画にでも登場するのかしら。
よく筒井先生は古味先生の弟子と勘違いされますけれど,筒井先生は古味先生の作品を借りてスピンオフ作品を描いただけで,師弟関係とかじゃないからね。(しかも筒井先生の方が年長だし。)兄弟弟子的な勘違いがあったのかもしないけれど,それにしてもこれは酷い(褒めてる)。なにより「メダカ」と同順位ってなんなの...。1票,2票だったんでしょうかね。
ちなみにその古味直志先生は第19位でした。ゲーム対戦を含め,ファンには有名なつながりだから,かな。
次。第36位「黒崎一護」。
これねえ。第15位の破道の九十「黒棺」と並んで意味わかんなかったんだけれど,その謎はこれ(【第1回】ジャンプの連載マンガ家ってどんな生活をしてるの?ピザパーティを口実に若手ギャグ作家の作業場を見学してきた )を読んでわかりました。
長谷川先生はブリーチの大ファンだそうで。それで黒崎一護かあ。そしてなんで一護より黒棺の方が上なんだと思ったら,リンク先のインタビュー記事の中で思いっきり鬼道詠唱している。ソラで。そんだけコアなファンてことが知られているのであれば,納得の15位である(ねーよ)。
次。第18位「焼野原塵」。
最初これさっぱり意味がわかんなかったんだけれど,「長谷川先生って初連載だよな」とか「焼野原塵って伊達先輩の人の作品だよね」と真顔で考えていました(失礼)。伊達先輩は近藤信輔先生だったよ...。
長谷川先生,連載2回目だったのね,というのは件のインタビュー記事の壁にはっつけた年表で気付きました。正直スマンカッタ...。
次。第17位「長谷川尚子(作者母)」。
えーと,確か本誌の別枠漫画で作者母は登場したんでしたっけ。おぼろげにそんな記憶があります。というか母の実名だしちゃうんだ...。長谷川先生はまだリスク管理を知らない。
冗談はさておき,作者母に131票て普通におかしいだろ。悪ふざけにしてもほどがある...(褒めてる)
次。第12位「ルフィと化した英二」
ああ!あの話は覚えています。ぼくが記憶に残す数少ない『青春兵器』のお話の一つ(失礼)
まあこういう何かに乗っかったほうが面白いというのは作品としてまだ発展途上なのかもしれませんけれど,尾田先生に(たぶん)怒られることも無かったのであれば,それはそれでありの。
次。僕的準優勝だった第11位「週刊少年ジャンプ編集者・齋藤優」。

敏腕編集者との誉れも高い・齋藤優氏
おまえらふざけるのも大概に...とか思わなくもなったのですが,まあ長谷川先生の齋藤さんへの愛は青春読者ならみんな承知でしょうからね。第5巻の巻末には斉藤さんから戸出さんに編集が変わったことを機会に?斉藤さんへのラブレター...もといお礼状(?)が書き綴られていたらしいですから。

やたらノリの良い齋藤編集
それにしてもこの齋藤さんノリノリである。いいのかしら,こんな風に編集者が思いっきり顔出しして...(いいんじゃない?)
ジャンプ編集部の中では割と目立つ感じで読者にも知れてしまった齋藤さんの有能さですが,いずれ出世して編集長になったら,その時はインタビューに行ってみたい(趣味じゃなく仕事で)。
冗談はさておき,「内輪ネタにもほどってものがあるだろ!?」って突っ込みはマジ卍ですね。内輪ネタの方が面白いってのはちょっと危機感を持ったほうがいいと思うの。
さて,それでは僕的に面白かった『青春兵器ナンバーワン』第66話 修学旅行② の中の人気投票発表の優勝者は...!?

ドクン・・・(HUNTER×HUNTER 32巻より)
7位,担任の先生だーーーー!(おい)

いいのかなァ,私で...
ぶっちゃけ担任の先生の存在はこれまで知らない。梔子今日子という名前も初めて知った。もちろん僕はこの人気投票にハガキ一枚送っちゃいない...。だが,だがである。担任の先生のこのコメントは...!

約束された敗北のヒロイン(「ニセコイ」第13巻より)
約束された敗北のヒロイン・小野寺小咲さんの受賞コメントと同じなのである!
なるほど。こんなところにも漫画家のつながりを感じますね。お二人はただのゲーム仲間じゃなくて,ともに仕事に向き合ってきた歴史があるのねん...ということがちょっぴり感じられたというか。
うん,つまりまあただ小野寺さんのセリフを拾いたかっただけの記事だったという。まる。
(おまけ)よろしければ思いつき調査にご協力を
唐突に思いつき。みなさんのお立場を教えてください。(個別の回答はわからないのでご安心を)あまりいないと思うけれど,小学生以下のお子様はファボで。#思いつき調査
— ayumie (@ayumie) 2018年1月24日長谷川智広先生の最新刊青春兵器ナンバーワン 5 (電子版はこちら)のおまけ漫画には斉藤さんについてのアレコレがあるらしい

そして新年会で怒られた模様。長谷川先生の斉藤愛が重い。まる。
*画像は『週刊少年ジャンプ』2018年第09号「青春兵器ナンバーワン」第66話 及び「ニセコイ」第13巻 「HUNTER×HUNTER」弟32巻より引用しました。