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b-mobile3G hours150でbaffalo Portable Wi-fi(DWR-PG)を使ってみる

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更新しないといっておきながら,ついつい更新してみる。

最近流行のモバイルルーターを導入してみました。
導入した理由として,

1.iPadをwi-fi版にしたため,無線LANがある場所でしか使用できない。

自宅と職場の自分の仕事場は無線LANが入っているので困らないのですが,弊社は全館無線LANにするというような環境ではありませんので一歩自室を出るとiPadが繋がりません。酷い通信環境です。そんなわけでモバイルルーターに目をつけたわけです。モバイルルーターがあれば,wi-fi版のiPadでも無線LANが入らない時には3G接続が出来ます。

ただ「Portable Wifi」で3G接続するためには当然FOMAのSIMが必要になります。
多くの方は同時にドコモさんで「定額データプラン スタンダード バリュー」などのサービスを契約されています。
7.2Mbpsの高速回線ですから料金も若干お高め。2年縛り契約で割引適用しても1年目の月額4410円,2年目には月額5985円かかります。2年間の総通信費用は124740円にもなります。2年縛りで本体0〜1円といった契約が多いようですが,それでも通信費の高さは目立つ。

いくら常時接続環境が欲しいといっても,2年で12万円も支払うほど使う機会があるわけではありません。出張時や職場における無線LANが入らない場所で使用する時に限られます。


2.パソコン用にb-mobile3G 150hoursを購入したが,これを有効に活用したい。

そもそもそんな時のために「b-mobile 3G 150hours」を購入済でした。
購入時には「U300」も「Portable Wifi」も未販売であったので先走ってしまったのですが後の祭り。
加えて接続方法はUSBです。そのままではiPadには刺さりません。そこで思いついたのが「モバイルルーターにb-mobile3Gを指して使えばいいんじゃね?」ということです。

結果から言うと接続は成功しました。いくつか気をつけるべき点がありましたので,少し整理しておきます。
まずは「Portable Wifi」にSIMを差し込む必要があります。

というわけで,b-mobile本体からFOMAのSIMを抜き出し・・



次に「Portable Wifi」に挿入します。



バッテリーを入れて終わり。



SIM交換は比較的簡単ですが,b-mobile本体から抜き出す時に引っ掛かりが無くて苦労しました。
ピンセットなどで抜くこともできますが,端子部分を傷つけないようにする必要があります。


さてSIMが差せたらいよいよ接続です。
これが情報がなかなか見つからずに苦労しましたが,よくまとめていただいているサイトがあったのでそちらを参考にさせていただきました。

無線LANモバイルルーター バッファロー Portable Wi-Fi DWR-PGのiPod/iPhone/iPadでの使い方(「All about iPod」さん)

iPhoneの例が出ていますが,iPadでもまったく一緒です。


(手順1)無線LANの設定をする。

これはiPadの設定画面から「wi-fi」を選び,SSIDとパスワード(「Portable Wifi」本体のSIMスロットのすぐ横に書いてあります)を入力すればOKです。



(手順2)AirStationの設定をする。

最初,この設定をするのを忘れて「なぜ繋がらないんだ」とあれこれ考えてしまいました。
AirStationへのログインはブラウザに「http://192.168.13.1/」と入れてログイン画面を開きます。
ログインはユーザー名「root」パスワードは無しです。(工場出荷時)

ログインできたら、[かんたん設定]-[インターネット接続を行う(3G/HSPA)]をクリックして,指示されるまま入力を行います。ここで詰まったのが「ユーザー名」と「パスワード」です。こちらに関しては以下のサイトを参考にさせていただきました。

【周辺機器】バッファローのポータブルWi-Fiルーター(DWR-PG)の設定終了(「なるように・・・ならない3」さん)

リンク先にもありますが,b-mobile3G hoursの場合は以下の設定で接続できました。

・APN dm.jplat.net
・PIN:(空白)
・ユーザー名 bmobile@l3.jplat.net
・パスワード bmobile


おかげさまでWi-fi版iPadでも3G通信が可能になりました!
通信速度は300kbps程度ですし,動画サイトにも接続できませんが基本的に仕事ではテキストベースの軽いサイトしか使いませんのでなんら問題ありません。・・・とか書いておいて,そのうち速度に耐えられなくなるかもしれませんが。


あと気をつけなければいけないのは,電源を入れた状態で無線LANが存在しない場合には自動的にb-mobile3G hoursによる接続が始まってしまうことです。気がついたら150時間使い切っていた・・なんてことになりかねないので,基本的に使う時には電源を切っておいた方がよさそうです。・・・というのも,なんだか間が抜けた使い方ですが。


接続時間を気にしたくない人はb-mobileならばU300を購入した方がよさそうです。1年間で29800円(b-マーケット)ですから,b-mobile3G hours150よりも断然お得だと思います。もっとも,私みたいに1年間で150時間もたぶん接続しなさそうな人は有効期限480日をうまく使っていくやり方もあるかもしれません。

ちなみに,価格.comさんにおけるhours150の最安値が36380円(送料込み),U300がAmazonさんで26,817円でした。(2010/11/22 いい夫婦の日調べ)・・・やっぱりどう考えてもU300の方がお得にみえる。もともとhoursをこんな形で使うこと自体が変則的なので仕方が無いのですが。

なお個人的には300kbpsでも用は足りますが,早くて困ることは無いので倍の600kbps,3倍の900kbpsなど通信速度に変化をつけてバリエーションを揃えればもう少しb-mobileは売れる気がする。


追記:自分の場合家族のために自宅の光回線を維持する必要がありますが,そうでない人はドコモさんの「定額データプラン スタンダード バリュー」で通信環境を一本化するというのもアリかと。
現在光回線の維持に4000円くらいかけているのですが(集合住宅のため選択肢無し),これにU300だったら月割りで約2500円。その他,携帯電話の定額プランがMAX2000円(au)となると,FOMAさんに一本化した方がコスパもいいし回線速度も速いです。


追記2:家族で思い出したが,息子が無事生まれました。悔しいくらいにイケメンです(まて)。将来女性の心の花を折りまくる男にならないことを祈る。

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