突然ですが、謎RXこと「Dynabook SS RX2」SG120E/2Wを購入してみました。
『基本スペック』(詳細はメーカーWebサイト)
CPU:Core2Duo1.2GHz
HDD:80GB(5400rpm)
MEM:1GB
OS:WindowsXP
解像度:1200×800
駆動時間:11.5時間
重量:0.999kg
つい先日S101を購入したばかりですが、妻にほぼ乗っ取られてしまったので新しいノートパソコンを探していました。S101は長時間駆動、軽さともに文句がなかったのですが、ネットブックの悲しさ「CPUの力不足」と「画面の小ささ」はどうにもならなかったところがあります。
今回購入した謎RXはその全てを克服した上で、94800円!(当時。現在は価格が上がっています)
ちょっとしたネットブック+αの価格でこのスペックには大満足。とにかく軽い!速い!薄い!
ただ強度はいま一つなので少し気をつけて扱う必要はありますが・・。
『購入して30分で分解するテスト(え)』
![]()
しかしながらメモリ・HDDが最新のものに比べると容量がいま一つなので、早速拡張することに。
メモリを2GBプラス。合計3GBにした上で、例によってERAMを用いて1GB分をRAMDISK化。
*注意:分解・改造するとメーカーのサポートは受けられなくなります。
最悪の場合起動しなくなったり、熱暴走する可能性も有ります。弊ブログは改造を推奨するものではなく、真似する方は「自己責任」で行ってください。弊ブログは一切の責任を持ちません。
![HDD]()
続けてHDDを交換します。
用意したHDDはHITACHI製の320GB/7200rpmのもの。
実のところ7200回転にすると速度は向上する代わりにバッテリー駆動時間が短くなるのですが、
今回500GB/5400回転のものがすぐに手に入らなかったのでこちらを選択。
さて。
Dynabookは簡単にHDDにアクセスすることができないのですが、丁寧に分解すれば交換可能です。
こちらのサイトを参考にしながら分解してみました。
![分解図]()
一つ工夫として、リンク先のサイトさんにあった写真を印刷した上、対応するネジを大まかなネジ位置に置いておくようにしました。こうすることでネジを紛失したり、組み立て直すときに誤って別のネジを使用することもなくなります。
ところでHDDはパームレストの右側直下にあります。
ネジをはずした後にいよいよ裏側のガワをはずすわけですが、この右側手前の部分にツメがあってこれが意外に固いです。力いっぱいひっぺがすと間違って中央のコネクタ部分に損傷を与えてしまいますので注意深く作業する必要があります。この作業が一番きつかった・・。
![中央部]()
こんな風に中央部分がケーブルでつながっています。
![HDDの位置]()
で、パームレスト右下からハードディスクを取り出し、新しいHDDにコネクタを指して入れ替え。
あとは元の手順でツメをはめて、ねじを締めれば終わりです。もっとも、これも結構時間がかかりました。いずれ大容量SSDが安くなってきたら改めて交換することも考えたいと思いますが、もう一度この作業をするのはちょっとためらいがありますね・・。
『システムの再インストール』
このモデルにはCD-ROMドライブがないので、外付けドライブを接続。
普通のUSB接続のものを使用しました。
ドライブにリカバリーディスクを入れて電源を入れるとリカバリーディスクからブートします。
![]()
このように激しく巨大な警告表示がだされます。
HDDの中身のデータをあらかじめ抜いておかないと初期状態に戻ってしまいますので注意してください。
今回はHDDごと交換しているので何も考えずにリカバリー開始。
新しいHDDは若干速いですが、それでも20分以上はかかったでしょうか。
無事再インストールし、起動に至りました。
分解したことで廃熱処理が上手くいくか心配だったのですが、とりあえず熱暴走することもなく使用できました。
『というわけで改造後』
![]()
HDDはシステムドライブ80GB、データドライブ220GBに分けました。
もう少しシステムドライブは小さくても大丈夫だったかもしれませんが、将来Windows7にアップグレードする可能性を考えて少し多めに確保しておきました。見てのとおりRAMDISKも認識しています。
![]()
とりあえずベンチマークの結果を載せておきます。
ネットブックよりかなり処理能力が高いので、仕事にも十分使えます。
ちなみに気になるバッテリー時間ですが、8時間程度は持ちそうです。もちろん5400回転のHDDやSSDを選べばもっと長時間の駆動が可能と思われます。
ちなみにメモリ・HDDを足した金額でだいたい106000円くらい。
同性能のスペックをメーカー仕様で購入しようとすると、20万円前後しますからかなりリーズナブルです。なお東芝さんの心意気により、Windows7アップグレードキャンペーン(3000円)期間中でしたのでWin7についても安く入手できます。なかなか良い買い物ができたかなと思っています。
HGST 内蔵用2.5インチHDD 320GB (HTS723232L9A360)HGST
個人的には容量とバッテリー時間を優先した方が賢いと思います。
確かに5400rpmのものよりは高速ですが。
『基本スペック』(詳細はメーカーWebサイト)
CPU:Core2Duo1.2GHz
HDD:80GB(5400rpm)
MEM:1GB
OS:WindowsXP
解像度:1200×800
駆動時間:11.5時間
重量:0.999kg
つい先日S101を購入したばかりですが、妻にほぼ乗っ取られてしまったので新しいノートパソコンを探していました。S101は長時間駆動、軽さともに文句がなかったのですが、ネットブックの悲しさ「CPUの力不足」と「画面の小ささ」はどうにもならなかったところがあります。
今回購入した謎RXはその全てを克服した上で、94800円!(当時。現在は価格が上がっています)
ちょっとしたネットブック+αの価格でこのスペックには大満足。とにかく軽い!速い!薄い!
ただ強度はいま一つなので少し気をつけて扱う必要はありますが・・。
『購入して30分で分解するテスト(え)』

しかしながらメモリ・HDDが最新のものに比べると容量がいま一つなので、早速拡張することに。
メモリを2GBプラス。合計3GBにした上で、例によってERAMを用いて1GB分をRAMDISK化。
*注意:分解・改造するとメーカーのサポートは受けられなくなります。
最悪の場合起動しなくなったり、熱暴走する可能性も有ります。弊ブログは改造を推奨するものではなく、真似する方は「自己責任」で行ってください。弊ブログは一切の責任を持ちません。

続けてHDDを交換します。
用意したHDDはHITACHI製の320GB/7200rpmのもの。
実のところ7200回転にすると速度は向上する代わりにバッテリー駆動時間が短くなるのですが、
今回500GB/5400回転のものがすぐに手に入らなかったのでこちらを選択。
さて。
Dynabookは簡単にHDDにアクセスすることができないのですが、丁寧に分解すれば交換可能です。
こちらのサイトを参考にしながら分解してみました。

一つ工夫として、リンク先のサイトさんにあった写真を印刷した上、対応するネジを大まかなネジ位置に置いておくようにしました。こうすることでネジを紛失したり、組み立て直すときに誤って別のネジを使用することもなくなります。
ところでHDDはパームレストの右側直下にあります。
ネジをはずした後にいよいよ裏側のガワをはずすわけですが、この右側手前の部分にツメがあってこれが意外に固いです。力いっぱいひっぺがすと間違って中央のコネクタ部分に損傷を与えてしまいますので注意深く作業する必要があります。この作業が一番きつかった・・。

こんな風に中央部分がケーブルでつながっています。

で、パームレスト右下からハードディスクを取り出し、新しいHDDにコネクタを指して入れ替え。
あとは元の手順でツメをはめて、ねじを締めれば終わりです。もっとも、これも結構時間がかかりました。いずれ大容量SSDが安くなってきたら改めて交換することも考えたいと思いますが、もう一度この作業をするのはちょっとためらいがありますね・・。
『システムの再インストール』
このモデルにはCD-ROMドライブがないので、外付けドライブを接続。
普通のUSB接続のものを使用しました。
ドライブにリカバリーディスクを入れて電源を入れるとリカバリーディスクからブートします。

このように激しく巨大な警告表示がだされます。
HDDの中身のデータをあらかじめ抜いておかないと初期状態に戻ってしまいますので注意してください。
今回はHDDごと交換しているので何も考えずにリカバリー開始。

新しいHDDは若干速いですが、それでも20分以上はかかったでしょうか。
無事再インストールし、起動に至りました。
分解したことで廃熱処理が上手くいくか心配だったのですが、とりあえず熱暴走することもなく使用できました。
『というわけで改造後』

HDDはシステムドライブ80GB、データドライブ220GBに分けました。
もう少しシステムドライブは小さくても大丈夫だったかもしれませんが、将来Windows7にアップグレードする可能性を考えて少し多めに確保しておきました。見てのとおりRAMDISKも認識しています。

とりあえずベンチマークの結果を載せておきます。
ネットブックよりかなり処理能力が高いので、仕事にも十分使えます。
ちなみに気になるバッテリー時間ですが、8時間程度は持ちそうです。もちろん5400回転のHDDやSSDを選べばもっと長時間の駆動が可能と思われます。
ちなみにメモリ・HDDを足した金額でだいたい106000円くらい。
同性能のスペックをメーカー仕様で購入しようとすると、20万円前後しますからかなりリーズナブルです。なお東芝さんの心意気により、Windows7アップグレードキャンペーン(3000円)期間中でしたのでWin7についても安く入手できます。なかなか良い買い物ができたかなと思っています。

個人的には容量とバッテリー時間を優先した方が賢いと思います。
確かに5400rpmのものよりは高速ですが。